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コンクールで歯周病は治る?その効果と治療に必要なポイント

歯周病は、多くの人が悩む口腔トラブルの一つです。

「コンクールを使えば歯周病が治るの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、コンクールの効果や正しい使い方、そして歯周病の治療に必要なポイントについて詳しく解説します!

目次

歯周病はなぜ起こる?原因と進行メカニズム

歯周病は、細菌が原因で引き起こされる病気です。プラーク(歯垢)に含まれる細菌が歯ぐきに炎症を起こし、進行すると歯を支える骨が溶けてしまいます。

■歯周病の進行段階

  • 歯肉炎(軽度):歯ぐきの腫れや出血が見られる。
  • 歯周炎(中等度):歯ぐきが下がり、歯周ポケットが深くなる。
  • 重度の歯周病:歯がぐらつき、最悪の場合は抜歯が必要になる。

歯周病は進行してからでは治療が難しくなるため、予防と早期対策が重要です。

コンクールは歯周病に効果的?予防には有効だが治療はできない

冒頭にも触れたとおり、コンクール(ConCool)には歯周病の原因菌を殺菌する効果がありますが、治療としては不十分です。

コンクールは、歯周病の予防に役立つ薬用マウスウォッシュです。

主成分である、「グルコン酸クロルヘキシジン」が殺菌作用を発揮し、口内の細菌の増殖を抑える働きがあります。

【コンクールの効果】

  • 歯周病の原因菌を抑制する
  • 口臭を予防する
  • 歯磨き後の口内環境を清潔に保つ

【コンクールの限界】

  • すでに進行した歯周病を治療することはできない
  • 歯石やプラークを除去する効果はない
  • 歯周ポケットの奥の細菌を完全に取り除くことはできない

「予防」には有効ですが、治療が必要な場合は歯科医院での専門的なケアが不可欠です。

歯周病の治療はどうする?歯科医院でのアプローチ

歯周病が進行している場合、セルフケアだけでは改善が難しく、専門的な治療が必要になります。

歯科医院での主な治療方法

歯科医院でおこなわれる主な治療方法は次のとおりです。

  • スケーリング(歯石除去)

⇒歯石はセルフケアでは取り除けないため、専用の器具で除去します。

  • ルートプレーニング(歯根のクリーニング)

⇒歯周ポケット内の汚れを徹底的に取り除きます。

  • 抗生物質の投与

⇒炎症を抑えるために薬を使用することもあります。

  • 歯周組織再生療法(重度の場合)

⇒失われた骨や歯ぐきを回復させるための治療が行われることもあります。

保険診療と自費診療の違い

歯周病治療には保険診療と自費診療の選択肢があります。

保険診療では、基本的なスケーリングや歯石除去が中心となり、費用を抑えながら一定の治療を受けることができます。

一方で、自費診療を選ぶことで、より高度な治療を受けることが可能になり、歯周組織再生療法などの専門的な処置を受けることもできます。

とくに重度の歯周病の場合、自費診療を選択することで再発を防ぎ、長期的に口腔の健康を維持しやすくなります。

自費診療を選ぶメリット

自費診療を選ぶメリットは次のとおりです。

  • 再発を防ぐための精密な治療が受けられる
  • 失われた歯周組織の再生が可能
  • 長期的な口腔の健康を維持しやすい

自費診療を選ぶことで、より精密な治療を受けることができます。

たとえば、失われた歯周組織の再生を目的とした治療が可能となり、健康な口腔環境を長期的に維持しやすくなります。

また、最新の医療機器や高品質な材料を使用することができるため、より審美性や機能性に優れた治療が受けられます。

さらに、個々の症状や希望に応じたオーダーメイドの治療プランを提案できるため、再発防止にもつながります。

コンクールを効果的に使うタイミングと方法

殺菌作用のある洗口液として、コンクールは多くの歯科医が推奨する口腔ケアアイテムです。

適切なタイミングと方法で使用することで、虫歯や歯周病の予防に役立ちます。

ここでは、コンクールの効果を最大限に活かすためのタイミングや方法、使用時の注意点について解説します。

コンクールを使うタイミング

コンクールは、日常のオーラルケアの一環として取り入れることで、高い効果を発揮します。とくに以下のタイミングで使用することをおすすめします。

  • 就寝前:寝ている間は唾液の分泌が減り、口内の細菌が増えやすくなります。寝る前にコンクールを使うことで、口内環境を清潔に保ち、虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。
  • 歯磨き後:歯磨きだけでは落としきれない細菌を除去するために、仕上げとして使用すると効果的です。
  • 外出先でのケア:忙しくて歯磨きができないときや、食事後の口臭対策としても有効です。

コンクールを効果的に使う方法

コンクールの効果を最大限に引き出すためには、適切な方法で使用することが大切です。以下のポイントを押さえて、正しく活用しましょう。

適量を守る

コンクールは原液ではなく、必ず水で希釈して使用します。 一般的には、水約25〜50mlに対してコンクール5〜10滴を混ぜるのが推奨されています。

正しいすすぎ方をする

口に含んで約20〜30秒間しっかりすすぎ、その後吐き出します。

すすいだ後は、水で再度うがいをせず、そのままにすることで効果を長持ちさせることができます。

継続的に使用する

一度の使用ではなく、毎日の習慣として取り入れることが重要です。

とくに歯周病や口臭が気になる方は、朝晩の2回使用を推奨します。

コンクールを使う際の注意点

コンクールを安全かつ効果的に使用するために、以下の点に注意しましょう。

  • 濃度を守る:推奨以上の濃度で使用すると、刺激が強くなり、口内環境を損ねる可能性があります。
  • 飲み込まない:誤って飲み込まないように注意し、とくに小さな子どもが使用する場合は保護者が見守ることが大切です。
  • 他のオーラルケア用品との併用:フッ素入りの歯磨き粉と一緒に使う場合は、成分の相性を確認しましょう。
  • 長期間の使用に注意:長期間継続して使用すると、まれに着色汚れが生じることがあるため、適度に歯科医師のチェックを受けることを推奨します。
  • 歯科医の指導を受ける:とくに歯周病や口臭がひどい場合は、自己判断で使用するのではなく、歯科医と相談しながら適切なケアを行いましょう。
  • アレルギーに注意:まれに成分にアレルギー反応を示す方もいるため、違和感がある場合は使用を中止し、歯科医に相談してください。

歯周病が気になる方は小伝馬町歯科・矯正歯科へご相談ください!

コンクールは、適切なタイミングと方法で使用することで、口腔内の健康を維持する強力な味方になります。日々のオーラルケアに上手に取り入れて、健康な歯と歯茎を守りましょう!

なお、コンクールは歯周病の予防や進行を抑えるのに役立つ優れた洗口液ですが、単独で歯周病を完治させることはできないため、歯磨きやフロスなどの日常的なケアと併用し、定期的な歯科検診を受けることが重要です。

とくに歯周病が進行してしまった場合は、専門的な治療が必要になります。

小伝馬町歯科・矯正歯科では、歯周病の進行度に応じた適切な治療を提供しています。

当院で歯周病治療を受けていただくメリットは次のとおりです。

◆『認定医資格』を取得している歯周病治療のエキスパートが治療を担当します
◆できる限り『ご自身の歯を残すために』最善の治療方法をご提案します
◆全国の歯科医院で導入率が低い『マイクロスコープ』で徹底的にプラークを除去します
◆精密な治療をおこなうために『最新設備』を整えています

歯ぐきの腫れや出血、口臭が気になる方、「もしかしたら歯周病かも?」など不安な方は、お気軽に小伝馬町歯科・矯正歯科までご相談ください!

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