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銀歯の虫歯再発率が高い理由と自費診療にするメリット

「銀歯を入れて治療完了だと思ったのに、また虫歯になったかもしれない・・」

これまでに虫歯治療を受けた人の中には、こんな経験をされた方もいるかもしれませんね。
歯を削ったあとに入れる銀歯は、保険適用で多く使われる歯の修復物です。

しかし、銀歯は虫歯の再発率が高いことでも知られています。
国の保険制度で受けられる治療なのに、どうしてこんな状況が生まれているのか、気になる方もいるでしょう。

そこで本記事では、銀歯の虫歯再発率が高い理由をご説明していきます。
再発予防に効果的な、自費診療で治療するメリットもご紹介しているので、参考にしてくださいね!

目次

銀歯の虫歯再発率が高いといわれる理由

銀歯を選ぶと、虫歯の再発率が高くなるといわれます。
そもそも銀歯の寿命は約5年と長くありません。

銀歯は保険適用で安く治療できる点がメリットですが、「熱い・冷たい」といった温度変化の影響に弱く、膨張したり収縮したりする点はデメリットです。

正確には「金銀パラジウム合金」と呼ばれる銀歯は、ほかの金属と比較しても溶けやすい材質であり、使用年数とともに確実に変形する性質があるのです。

また保険では、銀歯を装着する際にも、特定の接着剤しか選べないという条件があります。
そのため、劣化によって銀歯と歯との接合面にすき間ができると、虫歯が再発しやすくなるのです。

保険治療は診療報酬の都合上、どうしても短時間での治療になりがちなので、じっくりと時間をかけて治療ができないことも、虫歯の再発を招く理由の1つだといえるでしょう。

基本的に保険治療がゴールとするのは、治って噛めれば良いという「最低限度の治療」です。

必ずしも治療後まで考慮した最善の治療ができないため、その分、虫歯の再発率が高くなってしまいます。

虫歯の再発予防は自費診療がおすすめ!7つのメリット

再発率の高い保険適用の虫歯治療ですが、虫歯の再発リスクを大きく減らす選択肢に「自費診療」があります。
ここからは、虫歯の再発予防に効果的な自費診療のメリットを7つご紹介します。 

①型取りの精度を上げられる

虫歯治療を自費診療にするメリットの1つは、型取りの精度を上げられることです。

治療で歯を削ったあとは、詰め物・被せ物といった修復物を入れますよね。
この際、自費診療では変形しにくい印象材や、最新機器である3Dデータを用いた口腔内スキャナーを使って型取りをおこないます。

一方、保険の場合は、乾燥に弱い寒天などを使って型取りをするのが現状です。

いかに適合性の高い型取りができるか?は、虫歯の再発リスクを抑えるうえで非常に重要なもの。自費診療なら、保険よりも格段に精密な修復物の型取りができます。

②患者さまに合った高度な治療を選択できる

自費診療では、患者さまに合った高度な治療を選択できる点もメリットです。

保険適用は費用面ではリーズナブルですが、使える素材から治療方法まで、すべて国が定めたルールに従う必要があります。

そのため、どんなに虫歯治療に効果的な方法があっても、保険ルールの範囲外であれば、使用することはできません。

しかし、自費診療であれば一切の制約なく、患者さまにとって常に最良の治療を選べます。
費用がかかっても、確実に虫歯を完治させて安心したい方には、自費診療を選ぶ価値があるといえるでしょう。

③高品質な材料を使用できる

高品質な材料を使用できる点も、自費診療がおすすめな理由です。

たとえば自費診療の虫歯治療で提供されるのは、オールセラミックやジルコニアといった、耐久性にすぐれた素材です。

材料の耐久性は、治療箇所が再び悪化するリスクを低減するうえで、欠かせないもの。

また先述のとおり、保険診療と自費診療では、詰め物や被せ物を歯に装着するときの接着剤の品質も大きく異なります。

自費診療ではより緊密に接着できる、高品質な接着材を使用するため、再発の原因となる「すき間からの虫歯菌の侵入」を防ぐことが可能なのです。

④自然な見た目を維持できる

自費診療を選ぶメリットは、自然な見た目を維持できる点にもあります。
高品質な材料を使用することは、外観の美しさや、時間が経っても変色しにくいという強みにつながります。

しかし保険適用の場合、銀歯のようにひと目で「人工歯を入れている」のがわかってしまうケースも・・。

保険で選べるプラスチック素材も、はじめは白くてきれいですが、次第に経年劣化で黒ずみが出やすいのが欠点だといえます。

一方、自費診療のセラミックは、患者さまの天然歯に合わせて光沢や色を選べるため、希望される方も多いです。

美しい仕上がりが叶うことで、満足度が高い自費診療は、審美的な観点を大切にする方にはぴったりだといえるでしょう!

⑤最新設備を利用できる

最新設備を幅広く利用できるのも、自費診療ならではの強みです。

一例を挙げると、自費診療では、約20倍まで拡大可能なマイクロスコープを使用します。

とくに歯の根っこの処置である「根管治療」は、暗くせまい範囲を治療する必要があるため、マイクロスコープが活躍します。

ただし同じ処置でも、保険適用の場合には、肉眼だけで処置をおこなうことがあるのも事実です。

治療の精度を決めるのは、歯科医師の腕だけではありません。

必要に応じて最新設備を利用できる自費診療は、虫歯の再発予防に効果的な選択肢だといえます。

⑥予防にも力を入れられる

自費診療は、予防に力を入れられる点もメリットです。

たとえば保険適用の銀歯の場合、経年劣化で溶けだした金属イオンが歯の黒ずみの原因になったり、金属アレルギーを引き起こす原因になったりする指摘もあります。

その点、自費診療で人気のセラミックは、劣化に強く、ツルツルした表面はプラークの付着を防ぐ効果も期待できるため、虫歯などのお口のトラブルを軽減することが可能です。

治療方法から提供される素材まで、予後を含めて徹底的に配慮されているのが自費診療。

長期的に自分の歯の健康を大切にするという理由でも、自費診療の魅力は大きいでしょう。

⑦短期間で集中的に治療できる

自費診療で虫歯治療をおこなうと、短期間で、集中的に治療できます。

それは、保険制度の診療点数を気にする必要がなく、患者さまの都合に合わせて1回の治療時間を長くできるからです。

虫歯の進行レベルにもよりますが、歯科医師に相談すれば「できるだけ短期間で治療を完了させたい」といった要望も叶いやすくなります。

より高品質で丁寧な治療はもちろんのこと、患者さまのライフスタイルに適した治療計画が立てられるのも、自費診療のメリットなのです。

自費診療の虫歯治療は医療費控除を使うと自己負担額を抑えられます!

すべてにおいて高品質な選択ができる自費診療ですが、やはり気になるのは費用面ではないでしょうか。

しかし、自費診療の虫歯治療は「機能回復」を目的とする治療であると認められているため、一定の条件を満たせば医療費控除の対象になります。

医療費控除とは、1月1日から12月31日までの1年間の総支払い額が10万円を超えた場合、申告すれば所得控除を受けられる制度です。

自費診療の虫歯治療を受けた際は、医療費控除を使うことで、自己負担額を抑えられるケースもあります。

負担額を抑えたい方は、対象かどうか確認してみましょう。

参考:国税庁「No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)」

虫歯の再発予防に当院の自費診療を検討してみませんか?

保険の虫歯治療で銀歯を入れると、虫歯の再発リスクは高くなります。

その点、自費診療はコストがかかる一方で、質の高い治療が受けられるため、虫歯の再発予防に効果的です。

再発のたびに「また治療・・?」と不安になる状況を回避できる自費診療は、結果的に費用を抑えることにもつながります!

自費診療を選択する人は、健康意識や審美面を求める声の高まりとともに、年々増えているのも事実です。

小伝馬町歯科・矯正歯科では、虫歯の再発防止にこだわって、できる限り歯を残す精密な治療をおこなっています。

院内には歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)や拡大鏡など、最新設備を導入しているため、患者さま1人ひとりに合わせた精密な治療が可能です。

大学病院レベルの専門性の高い治療により、再治療を繰り返さない、満足度の高い治療をご提供しております。

「頻繁に治療するのを避けたい」、「1回で歯を長持ちできる治療を受けたい」という方は、小伝馬町歯科・矯正歯科まで、お気軽にお問い合わせください!

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