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マウスピース矯正でE ラインを美しくできる?治療方法や費用をご紹介!

「歯並びを整えて、横顔を美しく見せたい」と悩んでいる方はいませんか?

横顔を美しく見せる指標の一つに『Eライン』という言葉が使われますが、このEラインを整えるときれいな横顔を作れると考えられています。

Eラインを整える方法の一つに、歯列矯正があります。

本記事では、マウスピース矯正でEラインを美しくできるのか、費用はどれくらいかかるのかなど、詳しく解説していきます。

横顔にコンプレックスを持っている方や、「マウスピース矯正でEラインを整えたい」と考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね!

目次

そもそも『E ライン』ってなに?

冒頭にも触れましたが、Eラインとは横顔を美しく見せる指標の一つとされています。

エステティックラインと呼ばれるもので、横顔の鼻先からあごの先を直線で結んだ線のことです。

理想とされるEラインは、鼻先とあごの先を線で結んだ時に、「口元が少し内側に入っている状態」、「上下の唇がEラインに軽く触れるくらい」といわれています。

一方で、以下のような場合はEラインが崩れてしまっている状態です。

  • 唇が前に突き出して見える状態
    ⇒上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)や上顎前突(じょうがくぜんとつ)
  • 下の歯が上の歯よりも前に出てしまう状態
    ⇒反対咬合(はんたいこうごう)や下顎前突(かがくぜんとつ)

マウスピース矯正でE ラインが整えられるケースは?

必ずしも、マウスピース矯正だけでEラインが整うとは言い切れませんが、以下のような状態は改善できる可能性があります。

前歯が出ている場合

口ゴボや出っ歯など前歯が出ている場合は、Eラインより唇が前に出ている状態です。

マウスピース矯正により、前に出ている歯を正しい位置に戻すことでEラインを改善できる可能性があります。

マウスピース矯正は、正しい歯並びに合わせて作ったマウスピースを一定期間装着することで、歯並びを整えていきます。数週間ごとにマウスピースを交換しながら、少しずつ前歯を正しい位置へ移動させます。

歯列矯正は他にもワイヤー矯正と呼ばれる方法がありますが、ワイヤーが目立ってしまうのがデメリットです。一方マウスピースは、透明なので目立ちにくいのがメリットです。

噛み合わせが悪く受け口になっている場合

前歯より下の歯の方が前に出ている状態『受け口』も、マウスピース矯正で改善できる可能性があります。

コンピューターで、正しい歯並びを分析して作ったマウスピースを装着することで、歯並びを改善します。

受け口の場合は、上の歯を前に出して下の歯を後ろに下げるための治療をおこないます。

それにより、下あごが後ろに下がり理想のEラインに近づきます。

マウスピース矯正だけではE ラインを整えられない場合も・・・

マウスピース矯正だけでEラインを整えられるケースもありますが、それは症状が軽度の場合に限ります。

重度の出っ歯や受け口など、歯を大きく移動させる場合はマウスピース矯正だけでは改善が難しい場合も…。

また、そもそも歯並びではなく骨格に問題がある場合は、マウスピース矯正ではEラインを整えるのは困難です。

その場合は、以下の方法を取り入れます。

  • ワイヤー矯正を併用する
  • 抜歯をおこなう
  • 外科手術をおこなう

それぞれ詳しくご紹介していきます。

ワイヤー矯正を併用する

以下のような状態は、マウスピース矯正だけでは改善が難しい例です。

●重度の叢生(そうせい):歯がデコボコしていて重なっている状態
●上下顎前突(じょうげがくぜんとつ):上下のあごの骨に左右前後ずれが見られる状態
●左右にあごがずれている状態:左右のあごがずれていることで噛み合わせがずれている

上記の場合は、マウスピース矯正に加えて、治療の一部や最後の仕上げにワイヤー矯正を取り入れることで治療が可能になります。

抜歯をおこなう

あごが小さい人や、あごのアーチに対して歯が大きくて収まりきれないという人は、マウスピース矯正だけでは改善が難しい可能性があります。

また上記でも触れましたが、重度の出っ歯や受け口、叢生や上下顎前突などの場合も、抜歯が必要となるケースが多いです。

なお、マウスピースのメーカーや歯科医師の方針によっては、抜歯とマウスピースの併用ができない場合もあります。その場合は、抜歯とワイヤー矯正の併用になる可能性が高いでしょう。

外科手術をおこなう

歯並びではなく骨格に問題がある場合は、外科手術が必要になることもあります。

具体的には、あごの骨を切ることで、上下の前歯を骨ごと後ろに引き下げるイメージです。

外科手術を取り入れる場合は、次のどちらかの流れでおこないます。

●歯列矯正(術前)⇒あごの骨を切る⇒歯列矯正(術後)
●あごの骨を切る⇒歯列矯正

なお、外科手術をする場合も、マウスピース矯正との併用ができない場合もあります。

使用するマウスピースのメーカーや、歯科医師の判断によっては併用できる可能性もあります。

マウスピース矯正でE ラインを整える場合の費用は?

マウスピース矯正でEラインを整える場合、どれくらいの費用がかかるのか気になる方もいるのではないでしょうか?

基本的に、マウスピース矯正は自費診療となるため、歯科医院によって具体的な費用は異なります。

目安として以下の費用を参考にしてみてください。

【マウスピース矯正のみ】

●前歯だけの部分矯正:8万円~
●全体矯正:80~120万円

【抜歯が必要な場合】

●全体矯正:80~120万円

【外科手術を併用する場合】

200~300万円
(健康保険適用の場合:55~80万円、高額医療費の還付制度を受ける場合:30~65万円)

ちなみに、外科手術と歯列矯正を併用した場合は、健康保険が適用になる場合もあります。

しかしいくつか条件があり、マウスピース矯正や裏側のワイヤー矯正は保険適応外となるため、注意が必要です。

E ライン(横顔)を美しく整えたい方は『小伝馬町歯科・矯正歯科』へ!

マウスピース矯正でEラインを美しくできるかどうか、詳しくご紹介しました。

口元はお顔の中でも大きなパーツの一つなので、歯並びをキレイにすると、顔全体の印象が大きく変わります。また、歯列矯正によって突出している歯並びが整えば、理想のEライン(横顔)に近づけるでしょう!

しかしご紹介したように、人によってはマウスピース矯正だけでは、美しいEラインを作るのが難しい場合もあります。マウスピースよりもワイヤー矯正の方が合っている場合もありますし、抜歯や外科手術が必要なケースもあるでしょう。

そのため、Eラインを美しく整えたい方は、マウスピース矯正も含め、自分に合った治療方法を見つけるのが大切です。

また、中には「ワイヤー矯正と違って目立たないから」という理由でマウスピース矯正を検討している方もいるかもしれません。

しかし最近では、同じワイヤー矯正でも、白いワイヤーを使う『ホワイトワイヤー』や、歯の裏側に矯正装置をつける『裏側矯正』もあります。

その方法であれば、従来のワイヤー矯正よりも目立ちにくくなるため、歯列矯正を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね!

小伝馬町歯科・矯正歯科では、大学病院レベルの専門性の高い治療が可能です。

難しい症例にも対応できる、経験豊富なドクターが在籍しているので、「他院では難しい・・」といわれた治療も含めて患者さまに最適な治療をご提案させていただきます。

従来のブラケットを用いた矯正治療はもちろんですが、最新のマウスピース矯正にも力も入れています。

「マウスピース矯正で美しいEラインを作りたい」「苦痛の少ない歯列矯正をしたい」という方は、当院までお気軽にご相談ください!

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