歯周病治療を自費診療でおこなうメリット!治療内容や費用相場も紹介

日本人が歯を失う1番の原因である歯周病。高齢の方だけでなく、若い人にも増えている怖い病気です。

「歯周病治療には自費と保険があるけど、何が違うんだろう?」

記事をご覧の方の中には、歯周病の治療費が気になる人も少なくないのではないでしょうか。

本記事では、歯周病治療を自費診療でおこなうメリットをご紹介します。

保険診療と比較しながら具体的に解説したので、治療内容や費用相場など、ぜひ最後まで参考にしてくださいね。

目次

歯周病の治療を自費診療でおこなうメリット

保険適用よりも自己負担が増える自費診療ですが、自費診療ならではのメリットはたくさんあります。

こちらでは、歯周病の治療を自費診療でおこなうメリットを5つご紹介します。

最新設備を使用した高度な治療が受けられる

歯周病治療を自費にするメリットの1つは、最新設備の使用により、高度な治療が受けられることです。

保険診療では定められた医療機器しか使えませんが、自費診療にはそのような制限がありません。
そのため、より正確な病状の検査や、最先端の技術を用いた治療が可能になります。

また、国際的な学会発表の場では、新しい治療方法が次々と出ているにもかかわらず、保険診療では扱えないのが現状です。
最新の医療設備や技術を取り入れて、高度な治療が受けられるのは、自費診療の特徴でしょう。

自分に合わせたオーダーメイドの治療が受けられる

自費の歯周病治療では、患者様にとって最適な治療の選択ができます。

これは、自費診療は国の規定に従う必要がなく、1人1人の要望にきめ細かく応じた治療が提供できるためです。
そのため、治療方法も順序も、すべて病状や目的に合わせて、幅広い選択肢から自由に選ぶことができます。

「最低限の治療をし、回復させる」のがゴールである保険診療よりも、上質で自分に合わせたオーダーメイドの治療を受けたい方には、自費診療が向いているでしょう。

予防的なケアやメンテナンスが充実している

保険診療は、予防のための治療には使えません。あくまで、治療目的の場合にのみ適用されます。

一方の自費診療では、病気の治癒や機能の回復はもちろんのこと、予防的なケアやメンテナンスについても治療を受けることができます。

“根本的な解決”を目指す自費の歯周病治療は、CT撮影や顕微鏡を使った診断など、事前の精密検査を受けることから始まります。
それは患者様が抱える原因を徹底的に洗い出し、そこにアプローチしながら治療を進めていくためです。

対症療法ではない治療は、当然ながら治療後の再発率の低さに直結します。より確実に歯周病を治したい方には、自費の歯周病治療が適しています。

スピーディーに治療が進められる 

自費診療では、歯周病治療がスピーディーに進められる点も大きなメリットでしょう。

治療の範囲に制限のない自費の歯周病治療では、1回の治療で処置がスムーズに進みます。
歯石除去を1日で終わらせるなど、集中的に治療することができるので、少ない通院回数で症状を改善していくことが可能なのです。

保険診療の場合、「長く治療を続けてるのに、歯周病が治らない・・」というケースも決して珍しいものではありません。
治療の間隔が空くほど、口の中の歯周病菌は増殖して結果が出にくくなります。短期間でしっかりと治療を終えたい方は、自費診療を検討するのもおすすめです。

幅広い薬剤を使って治療が進められる

保険診療は、費用負担を減らせるのがメリットですが、治療で使用できる薬剤には厳しい制約があります。

その点、自費の歯周病治療では最新の薬品を利用できるなど、患者様に合った最良の選択ができるのが大きな魅力です。

どんなに歯周病に効果の高い薬剤があっても、保険適用で治療を続ける限りは、使うことができないのが実情です。
自費診療であれば幅広い薬剤の中から最適なものを自由に使用できるので、満足のいく効果を求める方には、自費診療が適しています。

自費診療でおこなわれる代表的な歯周病治療例

自費診療では、治療における決まったルールはありません。患者様のご要望や目的に合った、最適な治療が受けられます。

ここからは、自費診療の代表的な歯周病治療例をみていきましょう。

歯周精密検査

自費診療で最初にするのは、徹底的な歯周精密検査です。患者様の歯ぐきやお口の状態を把握し、歯周病の原因を特定していきます。

歯周精密検査では、主に以下の検査をおこないます。

◆歯周ポケットの検査
歯茎の溝の深さを測定し、歯周病の進行具合を調べます

◆CTを用いたレントゲン検査
歯と顎の骨の状態を立体的に検査することで、病変の有無や歯周病の進行状況を正確に診断します

スケーリング・ルートプレーニング

検査をしたら、専用の器具を使って歯石や炎症を除去していきます。目に見える歯の表面の歯石やプラークだけでなく、歯ぐきの中の歯石や炎症も丁寧に取り除きます。

スケーリングとは、スケーラーと呼ばれる器具や超音波器具を使って、歯の表面や周囲の汚れを落とす処置です。

ルートプレーニングでは、歯周ポケットの奥にできた歯石や、汚れが溜まったセメント質をきれいに除去していきます。
歯石を取り除いた後は、新しい汚れが付着しないよう、歯の表面を磨いてツルツルにします。

自費診療では超音波やマイクロスコープなどの専門機器を使うことで、痛みなどの負担が少なく、効率的な治療が可能です。

再生療法

症状が改善されない場合や、症状の程度次第では、再生療法をすることもあります。

再生療法とは、壊された歯周組織や溶けてしまった骨を再生する治療です。
薬剤を歯の周りに注入することで、これらの組織の再生を促進し、体の一部として変化させていきます。

再生療法には高度な技術が求められるため、小伝馬町歯科・矯正歯科では顕微鏡を使った精密な治療をおこなっています。

自費診療で歯周病治療をおこなった場合の費用目安

保険適用とならない自費診療は、一時的な負担額が大きいのは事実です。

しかし、「何度も歯周病治療に通ったのに、再発を繰り返し、最終的に抜歯となった」など、望まない結果を回避できるのは、自費診療の何よりのメリットだといえます!

長い目で見れば、コストはさほど変わらないという場合もあるでしょう。

自費の歯周病治療はクリニックによって費用が異なりますが、以下は相場の一例です。

  • 軽度の場合:1万円〜5万円程度
  • 中等度の場合:5万円〜50万円程度
  • 重度の歯周病:20万円以上

歯周病の進行具合やお口の状態によっても変動するので、自費診療を受ける際は、事前に費用を確認しましょう。

歯周病治療は認定医在籍の小伝馬町歯科・矯正歯科までご相談ください

歯周病治療を自費診療でおこなうメリットをご紹介しました。

歯周病は進行性の病気であるため、そのままにすると確実に進行していきます。

早期治療ができれば、自費・保険に関わらずトータルでの金銭負担は減らせるため、治療に踏み切れずにいる方も、まずは早く歯医者で診てもらうことをおすすめします。

小伝馬町歯科・矯正歯科は、歯周病治療のエキスパートである認定医が在籍する、中央区の歯医者です。

認定医資格を取得したドクターが、患者様の歯周病治療の診断、治療計画の立案から処置まで担当しております。

最新設備の整った院内には、歯科用CTや顕微鏡、国内での導入率の低いマイクロスコープなどを完備しており、患者様の負担を最小限に抑えつつ、迅速で精密な治療が可能です。

特に自費診療においては、大学病院に匹敵する専門性の高い治療を受けていただけます。

「短期間で歯周病を確実に治したい」「実績の豊富な歯医者で、最適な治療を受けたい」という方は、お気軽に当院までご相談ください。

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